日経平均株価が2万円を回復しました
ようやく日経平均株価が2万円を回復しました。
前に2万円だったのは、「回復」という言葉に違和感を感じるほど前のこと。
「2万円だっとことなんてあった?」なんておもいますね。
その2万円だったというのはいつのことかというと、およそ15年前、いわゆるITバブルのころだそうです。
そんなこともあって、今の状況を「バブルの再来」と思っている人もいるのかもしれません。
でも、(少なくとも今はまだ)バブルじゃないんですよね。
なぜ、バブルじゃないのかというと・・・。
現在の日経平均株価2万円というのは、割高ではないからです。
ITバブルのころの日経平均全体のPERは180倍位だったそうなので、まったくの割高。
合理的な説明が出来ないレベルだったということで、まさにバブルでした。
それに対して現在の日経平均のPERは15~17倍程度。
まったく割高感がありません。
※PERって何?という方もいるかもしれないので説明しておきます
PER = 株価収益率 = 株価 ÷ 1株利益
株価が収益に対して割高か割安かを表す指標になります。
大雑把に言って15倍から20倍くらいが適正値で、それより大きいと割高で、逆に小さいと割安です。
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コメント
日経平均がここまで上がるとさすがに過熱感を感じ,株に手を出すのが怖いという人がいます。同じ人物が民主党政権下では株価がもっと下がるのではないかということで手を出せなかったと言います。で,結局,いつまでたっても株に手を出せないということになります(笑)。
ところで,日経平均が2万円になっても,上がらない株は上がりませんね。勝ち組と負け組がはっきりしてきたということなんでしょうか。その筆頭格がみずほHD。200円台をうろうろしていますね。なので,みずほに限って言えば,割高感とかは感じません。こういう銘柄を地道に発掘し,勝負できる度胸があるかどうかが,株式市場での勝ち組になれるキーポイントのような気がします。
投稿: 太郎 | 2015.04.27 16:53
コメントありがとうございます>太郎さん
たしかに出遅れている割安株はまだまだありますね。
僕は四季報CD-ROMを使って割安銘柄を探すのが趣味なのですが、さすがに最近は割安銘柄の割合が少なくなってきたようにおもいます。
今でもよく覚えていますが、野田さんが解散を宣言した頃は、ほとんどの銘柄が割安でした。
PER10以下でスクリーニングしても、多すぎてスクリーニングになっていないという…。(笑)
今や、その頃の2.5倍ですからね。
タイムマシンで戻れるならば、なんとかして1億円くらい調達して、日経平均のインデックスファンドでも買うのですけど…。(笑)
投稿: かえる | 2015.04.28 08:57