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2015.06.12

上村松園@山種美術館

今日は広尾の山種美術館に上村松園の絵を観にいってきました。
山種美術館、初めてでした。
近代日本画を多数所蔵している美術館で、広尾にあります。

Image_1305

上村松園が書く美人画は、背景などもほとんどない、シンプルな構図ゆえに想像力を掻き立てられます。
女性の仕草や視線で描かれていないその場の情景が浮かんでくるのです。

例えば、団扇と蛍。
これで、夏の夜であることはもちろん、あたりの闇や温度、湿度まで感じられます。

「雪の庭」という絵には、かろうじて雪が少しだけ描かれていますが、庭はまったく…。
それなのに、描かれた女性の視線や表情で、「庭」の広さや寒さが伝わってくる気がします。

美術に詳しい友人からは、松園を見に行くなら素晴らしい「線」を見てくるようにいわれたのですが、線よりも構図に引きつけられてしまいました。

「【特別展】上村松園 生誕140年記念 松園と華麗なる女性画家たち」は6月21日(日)まで。
次は「生誕130年記念 前田青邨と日本美術院 ―大観・古径・御舟―」ですね。
速水御舟もいいなぁ。

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コメント

確か松園は、うなじの髪の毛の描き方が独特で、人類で唯一、松園しか描けない技法であるがゆえ、贋作がすぐさま見分けられるとか・・・
あ、とある美術商が言っていたのでこの話の真贋は不明です。(笑)

投稿: GEORGE | 2015.06.13 23:30

なるほど、そうなのかもしれませんね。
ふわっとぼかしたうぶ毛の中に、一本一本丁寧に描かれた髪は、柔らかさや硬さが伝わってくるようで、松園独特とか、そういったことは僕にはよくわからないのですが、松園の作品の見どころのひとつなんだろうとは思いました。

投稿: かえる | 2015.06.14 07:51

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